
KDDI(9433)の株主優待を、権利月・取得額・利回り・保有条件の観点で整理しています。
最低取得額は¥579,400です。長期優待の対象になるには、保有期間や株数の判定条件を確認しておきたい銘柄です。総合利回りは3.24%です。
- 権利確定月
- 3月
- 最低取得額
- ¥579,400
- 総合利回り
- 3.24%
- 長期優待
- あり
もらえる優待
Pontaポイントなど(選択式)
- 200株 【下記から1点を選択】 (1) 2,000円 相当 (2) 2,000円 相当 (3) 2,000円 相当
- 200株 【下記から1点を選択】 (1) 3,000円 相当 (2) 3,000円 相当 (3) 3,000円 相当
- ※(1)Pontaポイントは「お得なポイント交換所」を利用することで、下記Webサイトのみで使える限定Pontaポイントとして、1.5倍に増量できます。
利用方法
Pontaポイントを選ぶ場合は、同封案内のQRコードなどから株主優待サイトにログインして申し込み、ローソンなどのPonta提携店やau PAYマーケットで利用できます。au PAYマーケットのお得なポイント交換所を使うと、条件により受け取ったPontaポイントを1.5倍相当に増量して買い物に使えます。ポイント利用が面倒な場合は、ローソン・成城石井の商品セットや寄付を選ぶこともできます。
長期優待の条件
長期優待: あり公式記載
保有期間1年以上かつ保有株式数100株以上の株主さまが贈呈の対象となります。保有期間に応じて、2,000円相当(1年以上5年未満保有)または3,000円相当(5年以上保有)の優待(当社関連サービスの特典)を贈呈いたします。2025年の株主優待では、2025年3月31日時点で保有期間が1年以上となる株主さま(2024年3月31日時点の株主名簿に登録があり、以降1年間継続して保有いただいた株主さま)が贈呈対象となります。
出典:公式IRニュース 2025年度からの株主優待制度変更に関するお知らせ(2026年5月15日確認)
判定条件
保有期間1年以上が対象で、5年以上で優待額が増えます。公式記載は株主名簿への登録と継続保有を基準としており、各判定日に必要株数を連続保有する条件までは明記されていません。
1株継続+判定日株数の扱い
1株継続+権利日株数で可の可能性あり
2024年11月1日の公式開示により、2026年度株主優待贈呈から贈呈基準は200株以上へ変更されます。2025年度は経過措置として100株以上です。
株価指標
会社公表の通期予想EPSを使用しています。
- 予想PER
- 15.44倍
- 予想EPS
- 196.29円
- PBR
- 2.25倍
EPS対象期間:2026-04-01 ~ 2027-03-31 / 会社開示(2026-08-07)
計算に使用した株価:3,031.00円(2026-09-24) 株価の取得元
BPS基準日:2026-06-30 / 純資産の出典
実績PERは過去の利益に対する倍率で、今期の見通しを表すものではありません。一時利益や事業再編の影響にも注意して比較してください。予想PERと実績PERは分けて比較します。
基本情報
- 市場
- 東証プライム
- 業種
- 情報・通信業
- 株価
- ¥2,897
- 最低必要株数
- 200株
- 最低取得額
- ¥579,400
- 優待回数
- 1回 /年
※ 株価と最低取得額は 2026年10月2日 時点のデータです。
権利確定情報
- 権利確定月
- 3月
- 権利確定日
- 2027年3月31日
- 長期保有条件
- あり(詳細は長期優待の条件を参照)
- 更新日
- 2026年5月15日
利回り情報
- 配当利回り(予想)
- 2.90%
- 優待利回り
- 0.35%
- 総合利回り(予想)
- 3.24%
- 優待の価値
- ¥2,000
使える主なチェーン・ブランド
- au
- au PAY
- じぶん銀行
利用条件・注意点
利用前に確認したい条件
- KDDI優待選択特典:優待はPontaポイント、ローソン・成城石井の商品詰め合わせ、寄付の選択式です。Pontaポイントは『お得なポイント交換所』を使うと特定Webサイト限定のPontaポイントとして増量交換できます。
会社概要
KDDIは、「au」ブランドの携帯電話・スマートフォンを中心に、通信サービスを幅広く展開している会社です。個人向けのモバイル・インターネット回線に加えて、法人向けの通信・クラウド・DX支援、決済、金融、エネルギー、コマースなどにも事業領域を広げています。近年は「au PAY」やPontaポイント、au PAY マーケットなど、通信を起点に日常の買い物や金融サービスまでつながる生活インフラ型のサービス展開を進めています。
実際に届いた優待レビュー
変更履歴
2025年3月31日を基準日として株式分割が実施されますが、2025年3月権利分は「株式分割前の株数(100株)」で実施されます。2026年権利分より「株式分割後の株数(200株)」で実施されます。 / 2025年3月権利分より下記の変更が実施されます。 / 優待内容がこれまで「自社関連サービス特典」でしたが「選択制の優待」に変更されます。
出典・更新日
公式IR・開示資料と、データ更新日を確認できます。
一次情報へのリンク
更新鮮度
- ページ最終更新
- 2026年10月2日優待情報や関連ニュースを反映した日付です。
- 優待データ更新
- 2026年5月15日優待内容・開示情報の更新日です。
- 株価データ更新
- 2026年10月2日株価・最低取得額の基準日です。
KDDIの株主優待は、実際に案内を受け取ってみると「Pontaポイントを中心に、日常生活で使いやすい形へ寄せた優待」という印象が強い内容です。以前のKDDIといえばカタログギフト優待のイメージがかなり強く、全国の名産品などから選べる楽しさがありました。そのため、Pontaポイント中心の制度へ変わったことに対して、少し残念に感じた人がいるのも自然だと思います。ただ、実際の案内を見ると、単にポイントを配るだけではなく、Pontaポイント、ローソン・成城石井の商品セット、寄付という複数の選択肢が用意されており、使い方を自分で選べる実用型の優待として整理されています。
今回届いた案内では、Webから申し込む場合は同封の案内を確認し、QRコードから株主優待サイトにログインして優待品を選ぶ流れでした。Pontaポイントを選ぶ場合はWeb申込みが基本で、はがき申込みではPontaポイントを選べない点は注意が必要です。一方で、ローソン・成城石井の商品セットや寄付であれば、はがきからの申込みにも対応しています。スマートフォンやWeb手続きに慣れている人はPontaポイントを選ぶのが自然ですが、ポイント連携やログインが面倒に感じる人にも、商品セットという分かりやすい選択肢が残されているのは親切です。
Pontaポイントの魅力は、利用できる範囲が広いことです。ローソンなどのPonta提携店舗で使えるだけでなく、au PAYやau PAYマーケットとの相性も良く、日常の買い物に組み込みやすいのが強みです。株主優待は、もらった瞬間は嬉しくても、使い道が限られていると後回しになりがちです。その点、Pontaポイントは普段の買い物やネットショッピングに寄せやすく、生活費の一部を自然に圧縮できる感覚があります。金額としては派手すぎないものの、使い残しにくく、優待としての実感値はかなり高い部類だと思います。
特に面白いのは、au PAYマーケットの「お得なポイント交換所」を利用することで、受け取ったPontaポイントを1.5倍に増量して買い物に使える点です。案内では、3,000Pontaポイントを4,500Pontaポイント相当に増量できる例が示されていました。利用先はau PAYマーケットに限られますが、日用品、食品、飲料、家電、衣類など幅広い商品があるため、欲しいものが見つかれば実質的な満足度はかなり上がります。単純にPontaポイントとして使うよりも、au PAYマーケットで買いたいものがある人にとっては、優待価値を高めやすい仕組みです。
この仕組みを考えると、旧カタログギフトからPontaポイントへ変わったことは、見方によっては選択肢が狭まったというより、選び方が変わったと言えそうです。カタログギフトは「届いた冊子の中から選ぶ楽しさ」がありますが、商品数には限りがあります。au PAYマーケットでPontaポイントを使う前提で見れば、食品や日用品だけでなく、普段から必要なものにも充てられるため、実際にはカタログギフトより選択肢が広がったと感じる人もいるはずです。自分で商品を探す手間はありますが、その分だけ生活に合う使い方をしやすくなっています。
一方で、Pontaポイントを受け取ってからau PAYマーケットで増量し、さらに商品を選ぶという流れは、人によっては少し面倒に感じるかもしれません。au IDやPonta会員IDとの連携、交換所での手続き、ポイントの有効期限など、確認すべきことがいくつかあります。案内にも、スマートフォンを持っていなくてもPontaカードで利用できる場合があることや、au PAYマーケット・ポイント交換所へアクセスするにはスマートフォンからのアクセスが必要になることが記載されています。便利ではありますが、最大限活用するにはある程度Web手続きに慣れている方が向いています。
また、家族でKDDI株を保有している場合の扱いも確認しておきたいところです。案内では、贈呈するPontaポイントを1つのau IDに合算することはできず、株主番号ごとに別のau IDで受け取る必要がある旨が説明されていました。家族分をまとめて使いたい人にとっては少し手間ですが、事前に受け取り用のIDやメールアドレスを整理しておけば大きな問題にはなりにくいと思います。申込みが完了しているかは株主優待サイトのマイページで確認できるため、手続き後に一度チェックしておくと安心です。
その意味で、ローソン・成城石井の商品セットを選べる点はかなり大きいです。案内では、お菓子セット、発泡酒セット、レトルト食品セット、アイスコーヒーセット、ワインセットなどが例として掲載されていました。Pontaポイントを受け取って自分で使い道を考えるのが面倒な人や、家族で分けやすい食品系の優待が好きな人は、商品セットを選ぶだけでも十分満足しやすいと思います。商品到着まで2〜3か月程度かかる場合がある点や、在庫状況によって内容が変わる可能性はありますが、ポイントよりも「優待が届いた感」を重視する人にはこちらの方が合うかもしれません。
実際に案内を見て感じたのは、KDDIの優待は「ポイント派」と「現物派」の両方に配慮しているということです。Pontaポイントを選べば、ローソンなどの日常利用、au PAYマーケットでの買い物、ポイント交換所での1.5倍活用といった柔軟な使い方ができます。商品セットを選べば、手続きの負担を抑えつつ、ローソンや成城石井らしい食品・飲料を受け取れます。寄付を選べる点も含めて、優待を自分の生活スタイルや考え方に合わせやすい構成です。
KDDI株を優待目線で見る場合、Pontaポイントをどれだけ自然に使えるかが満足度を左右しそうです。ローソンをよく使う人、au PAYマーケットで買い物をする人、Pontaポイントを日常的にためたり使ったりしている人にとっては、かなり使い勝手のよい優待です。反対に、ポイント管理が苦手な人や、au PAYマーケットをまったく使わない人にとっては、旧カタログギフトの方が分かりやすかったと感じる可能性もあります。ただ、その場合でも商品セットを選べるため、優待が完全に使いづらくなったわけではありません。
総合的には、KDDIの株主優待は「カタログギフト的な楽しさ」から「生活に溶け込む実用性」へ寄せた制度だと感じます。以前の優待を知っている人ほど最初は物足りなさを感じるかもしれませんが、Pontaポイントの使える範囲やau PAYマーケットでの1.5倍活用を考えると、実際の自由度は高いです。特に、日用品や食品をネットで買う機会がある人なら、優待を無理なく使い切りやすいでしょう。株主優待としての華やかさより、日々の支出に役立つことを重視する人に向いた、実用性の高い優待だと思います。